佐藤亮一さんってどんな人?
佐藤亮一さんは横浜市在住のオーボエ奏者。広島県福山市出身。妻はフルート奏者の佐藤由香さん。サッカー好き。
広島大学附属福山中・高等学校を卒業後、武蔵野音楽大学を経てオーストリアにある3つしかない国立音楽大学の一つのグラーツ音楽大学に留学。その後もウィーン・レジデンツ・オーケストラの首席オーボエ奏者をつとめるなど、ウィーンやパリを拠点に活動を続け16年に渡りヨーロッパ各地のコンサートでオーボエ奏者として活躍しました。
2003年に帰国後は多様なジャンルに対応できる稀有なオーボエ奏者として日本各地でコンサートに参加している他、横浜市に青葉区に佐藤音楽工房を開校。ヨーロッパの教育手法を取り入れたレッスンを行っています。
また2014年7月にはオーボエに初めて触れる初心者が自宅で練習に取り組めるようにつくられた教材「オーボエの美しい音色を手に入れるための上達講座」をインターネット限定で発売。オーボエには初心者が学びやすい教材が他にはないため評判になり、吹奏楽部の中高生から趣味で演奏する70代の方まで人気になっています。
ウィーン・レジデンツ・オーケストラ
佐藤亮一さんが首席オーボエ奏者をつとめていたウィーン・レジデンツ・オーケストラ(ウィーン宮廷管弦楽団)は1989年にパウル・モーゼル氏によって設立された管弦楽団です。
モーツァルトやベートーヴェンなどウィーン古典派音楽の演奏が中心で現在では世界でも有数の室内管弦楽団として評価されています。ウィーンにツアーに行くと観光コースとしてコンサートが入っていたりオプションで選べることもあります。